西アフリカ諸国のほとんどが1950年~1960年代にかけて西欧列強から独立を果たしたものの、直後から国内ではクーデターや内戦が勃発しその後も続くという政情不安な国が多いと言われる中、セネガルだけがクーデターを免れるという非常に珍しい国と言えるでしょう。1960年マリ連邦として独立を果たし、同年8月にはマリから分離独立し初代大統領となったサンゴール大統領は親欧米路線のもと1980年末までの約20年間という長期政権を維持してきました。次のディウフ大統領も同様に20年近く政権維持を果たし、2000年代になって2度の政権交代はなされたものの、大きな混乱もなかったと言われています。ただ紛争と全く無縁とは言い切れず南部カザマンス地方で1980年代起こった分離独立を掲げた武装勢力「カザマンス民主勢力運動(MFDC)が台頭し略奪行為が頻繁に起こっていたと言われています。しかし、これとても2004年政府間との和平合意がなされ政情の安定は戻っています。