治療の流れ

病院での治療には大きな流れがあります。これを理解することは病院の仕組みを理解することに繋がるので、 医師求人を探している人にとっては、転職するうえでも有益な情報になってくるのではないでしょうか 。
患者は病気が発症すると病院に来院し、受付を済ませて診察が始まるまで待合室で待ちます。その後診察で問診や触診を受け、ここで医師が確定診断を下せるようであれば、詳しい検査などはせず治療や処方を行い診察は終わります。
しかし診察の時には、血液検査やレントゲンなどの検査を行うことが多くあります。これらの検査結果が出揃い次第改めて診察をし、病状や検査結果に応じた薬物の処方や処置、治療を行います。この治療が終了し、患者の病気が治癒することで、医療サービスの提供は終わります。
これらの流れはPDCAのデミングサイクルと呼ばれるものと似ています。診察を始めてまずアセスメントを行い、患者がどういった病気なのか、症状なのかといった仮説を立て、検査を行い確定させ、それに基づいて治療の計画を作ります。その後、作成された計画、この場合治療を行い、再来院した際には患者の病気や症状が改善されているかを検査して判断します。この際、現在の治療で問題が起きていなければ続行し、何かしらの問題が起きているようであればその問題に対処して増薬などの処置を行います。
計画を立てる部分がPlan、治療の実行に当たる部分がDo、その後の検査の段階をCheck、新たな処置の部分がActionにあたります。
経験を積んだ医師であれば、患者を始めて診察する段階から仮説をしっかりと立てることができます。そのため不必要な検査を行う必要なしに、立てた仮説の検証を行うことができるのです。しかし経験を積んだ医師と新人の医師では、治療に大きく違いが現れます。
これまでの経験が少ない新人の医師は、経験から仮説を立てることが難しく仮説があいまいなため、検証のために多くの検査を行う必要が出てきます。場合によっては再検査も必要です。
新人の医師はこのような経験を積んでいくことにより失敗を繰り返さないように学びます。人命という重たい責任を負う医療サービスにおいて、社会からは慎重なサービス提供が求められているのです。

こうした医療の現状も踏まえたうえで医師転職を心がけるとミスマッチなく医師の転職活動ができるのではないでしょうか。